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右手の痺れ→スマホが使えない、仕事にならない

2022/10/31
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40代男性、右手の痺れで来院。

 

数日前から右手に違和感がありながら仕事をしていたが、ある日急激に痺れが増して手が動きにくくなる。

 

来院前のやり取りでめまい、激しい頭痛、吐き気、ろれつがまわらない、複視などの異常がないか確認。

※上記の症状が併発したら即病院へ。

 

今回は前腕~指までの痺れのみと言うことで、神経根か末梢神経の問題の可能性が高いので来院してもらいました。


所見
首の関節運動で痺れが酷くなったりの再現性はなし。
胸郭出口症候群を疑うが、明らかな陽性反応なし。

首が右に傾く、右肩甲骨が前方へ巻き肩が強い。
首肩の筋肉は左右しっかり凝っている(-.-)


施術
前腕、回内筋と小胸筋、肩甲骨を合わせて上部胸椎で調整。
下部胸椎を仙骨、腰椎5番と合わせて調整。

首肩回りの筋肉の緩みがイマイチなので、上部胸椎の椎間板へ向けてマニピュレーションで緩める。

この時点で痺れが弱くなるのを実感。

しかし、まだ首の傾きが残る(;´д`)


仰向けで、首の調整。
斜角筋がパンパン、上部肋骨1、2番も可動なし、頸椎の関節の可動は正常( ´~`)

顎関節かなー、と思い口の開閉をしてもらうと、右の顎関節の動きが悪い(☆∀☆)
顎関節を調整。

首の筋肉がユルユル、肋骨も動き出す(゜▽゜*)
右手の痺れはかなり解消、少し違和感があるかな!?と言うくらい。
今回の施術はここまで!

4日後に再度来院されましたが、痺れは感じなくなったとのことで身体をほぐす施術で終了。

今回の方は顎の筋肉から首、胸、腕の筋肉まで固くなり末梢神経の血行不良、そして痺れが出たのではないかと考えられます。

ストレスなどで噛みしめや歯ぎしりなどがあると起こることがあります。

この方も心当たりがあると言うことでしたm(_ _)m

精神的な不安などが身体の症状として表れたようです。

分かりやすく出れば、リフレッシュして心と身体を休める事が出来ますが、気付かずにたまっていくストレスは怖いです(;´д`)

 

精神的なストレスは交感神経を興奮させます。

そして、筋肉の緊張、血行不良によって痛みや痺れを起こすことがあります。

ストレス解消はとっても大事ですねm(_ _)m