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股関節痛と手術、高田馬場の整体UPrightでは、

2018/10/30

こんにちは、高田馬場の整体院UPrightの大竹です。

 

先日、右の股関節痛でいずれ手術を考えているという50代の女性の方が来院されました。

 

10代の頃に両方の股関節臼蓋不全と診断されましたが、運動や日常生活には支障なく生活されていましたが、年々腰や股関節に痛みを感じるようになり30代の頃から整体院に通うようになり、今年の5月から痛みがひどくなり先日初めて当院に来院されました。

 

整形外科での診断は変形性股関節症で、いずれ手術が必要になると言われてますが、身近に手術後の予後が良くない方がいらっしゃるようで、手術はどうしても避けたいとの事。

問診と検査を行い痛みの出かた、状態などを確認すると、骨盤は後傾気味で、お尻の筋肉、腸腰筋、大腿直筋は痛みでほとんど力が入れられない状態。

 

実際に股関節や足を動かしてもらいましたが、ほとんど初動の動作での痛み、ご本人は変形性股関節症での痛みと思い込んでしまっていますが、股関節に負荷をかけない動作でも太もも前面から外側部にかけて痛みが広がり、具体的にどこが痛いかわからない状態。

 

恐らく筋肉の動きなど機能的な問題が痛みの原因となっているようで、股関節の関節自体の痛みではない様子。

 

施術では、背骨の調整で、お尻の筋力を安定させ、大腰筋、腎臓、子宮など腹部の緊張や癒着を感じる部分をリリース。

 

施術後はとても楽に着替えが出来るようになって足を曲げて屈めるようになったとの事ですが、状態はまだまだ施術が必要。

この方は遠方からの来院のため、短いスパンでの施術が難しいため、自宅で出来る運動を伝えて次回まで様子をみることになりました。

 

この方は問診・検査時に、腹圧を高めると楽に動けるとおっしゃっていました。

脳や神経学的な問題は見当たらなく、筋力検査や動的検査により筋肉の機能的な問題と判断。

 

まだまだ経過を診て行く必要がありますが、筋肉の働きが正常に行えていない、姿勢も安定させれていない、痛みを感じているのは筋肉部分。

手術、人工関節は必要か?私にはわかりませんが、まだまだ出来ることがあるように感じます。

 

手術や人工関節置換法、本当に必要な方はいますが、他にも出来ることが残っている人も多いはずです。

受けなくてもいい手術を受ける人が一人でも減ればいいなと思います。

 

高田馬場の整体院

カイロプラクティック×加圧トレーニングUPright

 

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