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坐骨神経痛→お尻の筋肉フニャフニャ、張りを戻す調整

2023/09/13
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最近坐骨神経痛の方がちょくちょくこられます。

 

右のお尻~ふくらはぎまでが痛む、男性50代。

 

痛み出して1か月ほど、座っていると痛む。
前屈も痛む。
座位で膝を伸ばすとお尻~ふくらはぎに痛み。
腰椎の動きでは痛みは誘発されない。
恐らく神経根や腰椎からの坐骨神経痛ではなさそう。股関節、殿筋、下肢の問題か(?_?)

 

 

身体の状態を確認。
右のお尻がペター、フニャッという感じ。
明らかに筋肉に張りがない。
血流不全、神経伝達に問題がありそう(-ω- ?)
右足が内旋、膝、爪先が内に向いている。

 

 

施術。
先ずはお尻の筋肉に張りを戻す。
筋肉のトーンが弱い状態なので直接揉んだりすると状態は悪化するので注意(゜ロ゜;

 

骨盤から上位の分節を順に探って調整する椎体を探し胸腰移行部、上部胸椎を調整。
これでお尻の張りが少し戻って来ます。

 

下腿の内旋は下部腰椎の調整。
内旋は少し残るが更にお尻の張りが出てきます。

 

仰向けで足関節、足の甲の調整。
大腿四頭筋と大腿骨の捻れを見ながら腹筋の調整。
これで右足の内旋がほぼ無くなり、前屈、座位で膝の伸展も痛みが激減。

 

あとは血流の改善と筋肉の伸長、収縮運動が出来るようになれば回復出来るはずなので、立った姿勢で行う殿筋郡の運動療法を伝えて終了。

 

今回のケースは筋性の坐骨神経痛。
ヘルニアの様な神経根からの坐骨神経痛の可能性が低い状態。
神経は圧迫よりも牽引や捻れに弱いと言われていて、今回は殿筋の筋肉の必要な張り(緊張)が弱くなり股関節、大腿骨の不安定な動きを作り坐骨神経を牽引してしまった可能性を考えて施術。

 

後日家族の方が来院され坐骨神経痛は無くなり教わった運動を行っていると教えてくれました(^^)

 

病院の治療が必要な場合がありますが、我々の徒手療法では身体の見方がまた違います(*_*)

 

病院の治療に疑問を感じたら一度お試しに来てくださいm(_ _)m